食欲がない時こそスパイス摂ってみない?

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※画像は引用です。

食欲がない時こそスパイス摂ってみない?

芳香や辛味を持つスパイスは、お酒などと同じように味覚を刺激して、反射的に唾液や胃液の分泌を盛んにします。それと同時に、胃腸の運動を促し、間接的に消化吸収を助け、食欲を増進させる効果があるのです。
食欲がない時に摂ると良いスパイスは、

  • 唐辛子
  • 生姜
  • 胡椒
  • マスタード
  • わさび
  • カレーリーフ
  • ニンニク
  • タラゴン
  • オールスパイス
  • アジョワン
  • などがあります。
    生姜湯に胡椒を足してみたり、ワサビ漬けをつまんでみたり?お手軽にできそうなところから。。

    さて、食欲はヒトの三大欲求のうちの1つですが、脳で認識していることをご存知でしたか。さらに言うと脳の間脳に、摂食中枢と飽和中枢が存在していて、それら中枢の興奮(活性)によって、空腹や満腹を認識します。胃腸が空腹、満腹な状態であることを情報として脳に送り、脳がそのことを認識しているというわけですね。

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    ◆ 摂食中枢
    空腹中枢とも言われ、ここが興奮すると”お腹がすいた”状態になります。

    ◇ 飽和中枢
    満腹中枢とも言われ、ここが興奮すると”お腹いっぱい”状態になります。

    ◆ 摂食中枢が興奮する条件
    1、胃が空になる
    胃が空になると飢餓収縮をおこし、食物を送り込めと指令が出ます
    2、動脈血中のブドウ糖の量が減る
    3、血中脂肪酸量の増加
    エネルギー源の糖質が少なくなると、貯蔵脂肪が分解され脂肪酸量が増加します
    4、寒冷刺激を受けること
    気温が低下すると、体温が低下しないように熱量素の燃焼が増え、補給をする必要があります
    5、大脳皮質からの刺激

    ◇ 飽和中枢が興奮する条件
    1、胃がふくれる
    2、Δーブドウ糖値が大きくなる
    3、血中脂肪酸量が減少する
    4、大脳皮質からの刺激
    5、体温が上がる
    食物を摂ると、食事誘発性発熱によって産熱量が増加し、これによって体温が増加します
    6、少し脱水症状状態になる
    食物を繰り返しよく噛むと、比較的少量の食物で満腹感を得れるのですが、これは噛むことで消化液分泌の増加することが大きな原因です

    芳香や辛味を持つことで、胃腸にも脳にも刺激してるのでしょうかね!?



    なぜ暑い時に辛いものを食べたくなるのか

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    なぜ暑い時に辛いものを食べたくなるのか

    その答えは、汗をかくことと関係しています。
    暑いと汗をかきますが、発汗することで、体内の温度を調整しています。温度調整の代償が、体内の熱や塩分の放出でしょうか。汗をかくと、放出したそれらを補おうとして、体が欲っするというわけです。熱は食べること(食物を体内に取り込むこと)でも補えますし、辛いものを摂って一時的に温度を上げることもできます。塩分はしょっぱい食べ物を取り込むことで補えますね。

    さて、辛いものを連想すると・・・チゲ鍋?たこわさ?なんでしょうね。
    辛いと一言で言っても味が異なります。刺激的、ツンとした、ビリビリした、痺れるなど。辛さを出すための食材も様々ですし、国や地域によっても多種多様。みなさんは、どの辛さがお好き?

    • わさび
    • 日本のスパイスの代表ともいえるのがわさび。お寿司やお蕎麦など日本食になくてはならないスパイスですね。わさびは、すりおろすことで辛くなります。それは、すりおろすとアリルイソチオシアネートという辛味成分の細胞組織が壊れ拡散されるからだそうです。

    • 山椒
    • 山椒も日本食のスパイスの一つです。うなぎのかば焼きなどで使われていますが、辛味成分は実の部分です。辛味の成分は、サンショオールやサンショアミドだそうです。料理にあるのとないのとでは食の進みが違ってきます。

    • 花椒
    • 山椒の親戚のようなスパイス。中華料理に多用されますが、昨今日本でも花椒人気に火がついてか、モスバーガが、ラー油、ラーメンなどでもよく見かけるようになりましたね。痺れるうまさが、辛い分類にもなります。

    • 唐辛子
    • ◆ 七味
      その名の通り、7つの薬味やスパイスを調合したもの。調合するところによりますが、山椒、麻の実、黒胡麻の3っつは大方共通みたいで、他には生姜やけしの実などが含まれています。

      ◆ 一味
      一味は、唐辛子のみです。唐辛子には割とお馴染みになってきたカプサイシンが辛さの成分です。この成分は、アドレナリンの分泌を活発にし、発汗作用を促します。また食欲促進の効果があるため、夏バテ予防にも効果ありです。

    • からし/マスタード
    • 日本で多く使われているのは、黄色いチューブに入ったからしでは。あれは、イエローマスタードの種子や粉末に、水やお酢、糖類などを加えて練っています。私は、ずっとイエローマスタードで慣れ親しんできたので、南インド料理に粒マスタード(茶色)が入っていると知ったときに、同じマスタードだということがしばらく結び付かなかったです。

    • 黒胡椒
    • 日本では粒の実の状態を使うがあまりないのですが、実の部分にピペリンという辛味成分が含まれています。胡椒は古代からインドで使われていたようです。辛味成分のピペリンには、抗菌・防腐・防虫作用があり、その昔は保存のために使われていたとか。

    温度調節してるとはいえ、ただ辛いものを摂取すればよいというものでもないので、適切な分量を摂って暑い季節を乗り切りましょう。



    南インド修行中の食事とミールス

    インド

    南インド修行中の食事とミールス

    南インドでの食事ですが、私は、修行の身なので、野菜や豆類のみ。
    (※ここでの修行は、学生生活を表しています笑)

    私が滞在した場所は、クリニックと学校、寮兼ホテルが一体となっていて、ドクターは24時間常駐、学校は月~土、朝と晩はヨガやメディテーション、食事は3食つきのアーユルヴェーダの施設です。この施設内の食堂で出る食事は、お肉、魚、ジャンクなしの治療食、いわばベジタリアン食です。

    インド

    南インド料理はミールスとも呼ばれていて、大きなトレイに小皿でわけた、おかずが4~5種類。
    ミールスとは、

    南インドの食堂やレストランで出される定食のこと。 南インドでは、お昼(または夜)に食べられる食事です。

    日本料理にも、肉じゃが、お味噌汁、煮つけなど定番料理があるように、南インドにも定番のおふくろの味みたいなのがあります。
    定番料理は、

      ラッサム:南インドで日常的に飲まれているスープのひとつ。トマト(野菜)、タマリンド(果物)などを黒胡椒やニンニクで味付けして煮たもので、辛味と酸味が強いです。タミル語でジュースを意味する。

      サンバル:ダル(豆)と野菜をスパイスで煮たもの

      カレー:ドロドロのカレーでなくトマトの入ったスープカレーに近い

      チャトニ:コリアンダーやココナッツ、レモンなどを混ぜてるくるタレ。お肉や小麦粉料理につけます

      プリセリ:ヨーグルトやココナッツを使ったカレー

      オーラン:南瓜と豆をココナッツミルクで煮たもの

      パヤサム:南インドの定番デザート。スパイス、ダル(豆)、バーミセリ(極細パスタのようなもの)、レーズン、カシューナッツ、などをミルクで煮たもの

    など。

    汁ものが多いですね。同じようなスパイスを使っているのですが、それぞれに味が違っています。
    お肉や魚がないので、お腹いっぱいになるかな、とも思っていましたが、毎食かなりの膨満感なのに数時間後には、ちゃんとお腹も減ります。それに、毎食似たようなバリエーションなのに?飽きないというか。食事の時間が毎回楽しかったりするんですよね^^
    これは絶対にスパイスのせいだな、、と私は思っています。



    油の酸化を防ぐスパイスがあるって知ってた?

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    ※画像は引用です。

    油の酸化を防ぐスパイスがあるって知ってた?

    スパイスの中には、抗酸化効果があるものがあります。そもそも抗酸化って何かというと、酸化を抑えることです。
    では、酸化とは、対象の物質が酸素と化合することで、腐敗などの原因になることですね。例えば、リンゴが酸化して変色したり、鉄がさびて酸化鉄になったり。

    今日は、油の酸化を防ぐというお話です。
    油や油脂を含む食品も、保存しておくと、空気中の酸素と化合して酸化します。そして酸化した化合物は、匂いや色、味が変わり、ひどい場合には、過酸化物の毒性に変わります。酸化したこれらを、口にすると、食中毒や消化器障害を起こすこともあるのです。

    油脂にも幾つかの種類があり、食品により使用する油分が異なります。どうやら、その油脂と相性が良いスパイスとの(より抗酸化効果が期待できる)組み合わせがあるようです。

    ◆ 肉類
      シナモンクローブセージ黒胡椒タイムローズマリー

    ◆ ポテトチップ(スナック菓子)
      シナモン生姜ナツメグクローブ

    ◆ マヨネーズ
      オレガノクローブセージローズマリータイム

    ◆ サラダドレッシング
      クローブオレガノセージ

    どの食品にも効果があるのが、クローブですね。
     ※各スパイスの詳細は、リンク先のスパイス辞典で詳しく説明していますので、よければそちらをご覧ください。
    しかし、これらのスパイスを使ったからと言って、すぐに効果が現れるわけではありません。ましてや酸化してしまった化合物を元に戻す効果があるわけではありませんので、保存をする時に使いましょう。現在においても、加工食品などで天然の酸化防止剤として、クローブ、ゴマ、セージ、ローズマリーなどが使われているそうです。

    実は、今日お話しした抗酸化。これは、ヒトにもすごく良くて。そう!アンチエイジングです。
    その話は、また別の機会に。



    カレーは文明開化とともに

    スパイスの歴史

    カレーは文明開化とともに

    カレーは、そもそもインドの料理です。スパイスたっぷりのそれは、インドでは今も昔も日常的に食され愛されるソールフード。日本で言うところの味噌汁的な存在なのです。かつては、インドを植民地にしていたイギリスがそのカレーを自国へ伝えるのですが…
    さて、1633年から200年近く続いた鎖国が終わった日本。
    明治維新によって、文明開化が起こります。これにより、文明の道が開け、貿易が盛んに行われ、西洋文化、東洋文化が続々と日本に入ってきます。そんな中、1872年、「西洋料理指南書」や「西洋料理通」という書物にカレー料理が発表されたのです。ただしかし、イギリスが、西洋料理として紹介しました。

    スパイスの歴史
    「西洋料理指南書」※画像は引用です
     (実物見てみたいですし、レシピが書いてあるなら再現してみたいですね~。)

    そのためでしょうね、私たちが日常的に食しているカレーは、西洋風のカレーなんですね。さらに、私たちがカレーだと思っているのは、このスタイルでは。
    スパイスの歴史

    カレーライスです。
    お米を主食とする日本は、カレーを食べる際にお米にかけたことから、カレーライスができたのだとか。カレーライスは日本の独自メニューなのです。確かに、インドカレーや、西洋風カレーは、カレーとライスが別々ですし、パンであることもしばしばですね。また、カレーライスの独特のとろみ、これもまた日本がアレンジしたのだとか。

  • イギリス海軍のメニューに採用されたとき、船の揺れに対応するためだった
  • ソースを重視するフランス料理の手法を取り入れたから
  • wikipediaより

    と色々と諸説があるようで、面白いですね。

    確かにとろみがあります。そちらに重きを置いたためか、もしくはスパイスの入手が困難だったからなのか、カレーライスには、スパイスがあまり使われていないように思います。カレー食べたくなってきましたね^^



    ダイエット中の方必見!糖分の代わりになるスパイス教えます

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    ※画像は引用です。

    ダイエット中の方必見!糖分の代わりになるスパイス教えます

    ダイエット中の方には大敵の糖分、砂糖
    甘味をもたらすことで知られる調味料ですが、なにやら、この砂糖はとっても不思議で面白い働きをするらしい。
    こんな経験はありますか?

    ◆ 苦味の強いコーヒーに砂糖を加えると、苦味が弱くなって飲みやすくなった
    ◆ 酸味の強いレモン果汁に砂糖を加えると、飲みやすくなった
    ◇ 砂糖をたくさん入れたコーヒーが生ぬるくなった時に飲むと甘ったるく感じた
    ◇ アイスコーヒーの砂糖が足りないと感じた

    ◆の現象について
    砂糖の甘さには、苦味を弱くしたり、塩味を遮蔽したり、酸味を弱めたりする働きがあるのです。

    ※遮蔽とは、上におおいをかけたりして、他から見えないようにすること(大辞林 第三版の解説より)

    砂糖は、甘味をもたらすだけでなく、その他の強い味を弱めるのです。

    ◇の現象について
    味覚は、温度によって感じ方が変わるという面白いことが分かっています。甘味の場合は、体温付近の温度が(36度前後)、最も甘味を強く感じます。
    一方、熱い時、冷たい時の甘味は弱く感じます。確かに考えてみると、冷やた/凍ったチョコレートは、あまり甘味を感じません。口の中で溶けてきた時に、甘味を感じるように思います。
    と、このように魅惑たっぷりの砂糖ですが、摂り過ぎると、脂肪が増え、体重増加の元になることは周知の事。ダイエット中の人には、砂糖の摂りすぎは控えたいところです。
    ただ、甘さを控えたダイエットは、特に甘いもの好きなあなたには、苦痛では。そんなあなたにおすすめの減糖方法をアドバイス。そのアドバイスが、砂糖の変わりにスパイスを使うことなのですね。スパイスを使うことで、砂糖の使用を抑えることができるのです。
    変わりになるスパイスは、

  • バニラ
  • シナモン
  • です。アイスやスイーツでよく使われているのでご存知の方やすでに使っている方も多いと思います。不思議なことに、バニラやシナモンを直接、口に入れても甘味を感じることはありません。なぜなら、甘味の成分は含まれていないのです。
    なのに何故、代わりになるの?と思いますよね。
    それは、甘い芳香を利用するからです。バニラやシナモンは、甘い香りを放ちます。そしてその甘い香りには、不思議と砂糖の甘味を強める働きがあるのです。

  • バニラもしくはシナモンを使用したり
  • 36度の料理にする
  • こんな方法で、砂糖の量を半分にしても、いつもと同じ甘味を感じる食事を摂ることができるというわけです。
    是非試してみてください^^



    スパイスは金にも戦争にもなるから面白い?

    スパイスの歴史

    スパイスは金にも戦争にもなる

    先日、大航海時代を迎えたことで(振り返りはここから)、ヨーロッパでは、スパイスの利用が一般にも普及したところまでお話ししました。その昔、スパイスは高価で金のなる木だったのです。
    しかし、
    ヨーロッパという巨大な組織をもってしても、なかなか手に入らないスパイスがあるのです。

  • コショウ
  • クローブ
  • ナツメグ
  • これらは、手に入る人が限られます(結局、権力やお金持ちのみ?)。
    そこで、これらのスパイスを巡って、ヨーロッパ各国で争奪戦が始まり、激化されます。ヨーロッパだけで収まればよいものが、これらスパイスの産地が犠牲となります。これらのスパイスの産地は、東南アジア。自国でやればよいものを、戦場は、東南アジアとなるわけです。なんとも無様・・いつの日にも犠牲になるのは、関係のない弱い人間です。
    スパイスを巡った争いは、

  • 16世紀前半
  • ポルトガルが東南アジアや交易地を制します。次に、スペインが進出し植民地を獲得。

  • 16世紀後半
  • イギリスが海賊行為により、ポルトガルやスペインの領海へ進出。イギリス東インド会社を設立し、そこを拠点に勢力拡大をはかります。このイギリスの動きを知ってかた知らずか、オランダもこの海域を狙うのです。

  • 16世紀末
  • オランダが、モルッカ諸島に進出(現在のインドネシア辺り)。交易を行うことで現地の人に歓迎され、気をよくし、支配の礎を築きました。
    その後、オランダは東インド会社を設立、ポルトガルの追い落としにかかり、クローブ貿易の支配権を奪うのですが、そこへイギリスが割り込んだため、ポルトガル×スペイン×オランダ×イギリス4ヵ国による植民地の争奪戦となります。これがスパイス戦争です。

    戦争はオランダが勝利し、モルッカ諸島は、一部を除き18世紀までの間、オランダが制しました。
    スパイスの歴史
    そんなオランダ政権は、そう長くは続かず、突如として今まで参戦しなかったフランスが現れます。しかし、フランスは、戦争を申し出るのではなく、strong>知略をもってスパイスを手に入れることにしました。その知略とは、盗木 (それもどうかと思いますが・・)。オランダ官憲の目を盗み、クローブやナツメッグの木を盗み、フランス領域のマダガスカル島へ移植したのです。その後、南米や西インド諸島などへ移植を広げました。広い範囲でスパイスが栽培される、すなわち生産されることで、植民地政策は意味が薄れ、スパイス戦争は自然に終わりを迎えました。フランスが大人な対応?のようにも見えますが、う~ん小賢しいというか。結局、自国が潤えばよいという考えが透けて見えるのは私だけでしょうか。現代だともう少し平和的解決になるのかな、と思いはしましたが。戦争のことの発端って、ヨーロッパに限らず日本だって、しょうもないですよね(笑)



    スパイスに欠かせない4人の歴史上人物を紹介

    スパイスに欠かせない4人の歴史上人物

    ヒポクラテス

    スパイスの歴史
    ギリシャの医学の祖と呼ばれる人物。
    紀元前400年頃にはすでに400種類のハーブを処方。その中でもハーブの香りによる効能にビビっときたヒポクラテスは、呪術的な手法ではなく、科学的な観点で病気をとらえ、現代にも通じる医学の基礎を築きました。
    西洋医学、東洋医学関係なく、この人あっての医学と言っても過言ではありませんね。

    ディオスコリデス

    スパイスの歴史
    ローマ時代の医師として活躍した人物。
    紀元50~70年頃、植物、動物、鉱物などのあらゆるものを利用し、鎮痛、消炎、利尿、下剤などの薬理機能上から分類した「マテリア・メディカ」を著した。ここに掲載されている植物は600種類にもおよび、これを元に、スパイスやハーブが体系化され、医学や薬学、植物学が誕生した。インドのアーユルベーダ、中国の漢方の原点と言えます。
    ※「マテリア・メディカ」
    現物を見てみたい、中身を知りたくなってきました(笑)
    スパイスの歴史

    マルコ・ポーロ

    スパイスの歴史
    ヴェネツィア共和国の商人。
    有名な著書「東方見聞」には、東洋を旅した時に出会った、絹織物、中国やモルッカ諸島のスパイス、日本の黄金の宮殿などの内容が書かれています。今で言うところの旅日記。これを機に多くの人が東洋への好奇心を抱き、その後300年にわたる冒険家たちの大航海時代となるわけですが、東方見聞録には、東洋は、クローブ、ナツメッグ、シナモンの原産地で豊富なことが記されており、ヨーロッパの人々にとっては、東洋が宝島のように思われ強い憧れの地とされていたようです。

    バスコダガマ

    スパイスの歴史
    ポルトガルの航海者、探検家。
    1498年インド西海岸のカリカット(現在のコーチン)までの航海に成功。コショウやシナモンを安価で手に入れる道を開きます。当時、ヨーロッパでは、スパイスは貴重品で、金銀に匹敵する高値として重宝されていましたが、海路への道が開けたことで、スパイスがたやすく手に入るようになり、ヨーロッパでは薬用や肉の貯蔵用としても一般に利用が広まりました。
    が・・しかし、、ヒトの欲望というものは恐ろしいもので、この後、悲しくも戦争に勃発します。



    紛らわしい!知っておくと便利な名前の多いスパイス

    紛らわしい!知っておくと便利な名前の多いスパイス

    スパイスは、生産している国、使っている国、研究している国などいろいろで、国ごとに名前が違っています。日本でもまちまちな表記で紛らわしい!
    ここでは、そんなスパイスをご紹介。知っておくだけで、スーパーでも迷わなくてすみますよ。

    登場するスパイスは、

  • ターメリック
  • コリアンダー
  • シナモン
  • ベイリーブス
  • この3つは、名前が多い代表です。

  • ターメリックは、
  • 別名ウコンと呼ばれています。
    これは、知ってる人も多いかもしれません。某メーカが出している”ウコンの力”のおかげでしょうか。

  • コリアンダーは、
  • 別名が多く、香菜(シャンツァイ)、パクチー、カメムシ草などと呼ばれています。
    コリアンダーは英語。頭3文字のせいか韓国語をイメージしてしまいます、ありがちです(笑)香菜(シャンツァイ)は中国語。これはイメージ通りでしょうか。パクチーはタイ語。ここ数年で爆発的にタイ料理が流行っているおかげで、こちらの名前が馴染みがありそうです。カメムシ草は日本語。カメムシの臭いみたいだからと付けられたそうです。短絡的というか、食べる気失せてしまいますね。

  • シナモンは、
  • 別名ニッキと呼ばれています。
    厳密には同じものではないのですが、まとめてシナモンだそうです。ニッキと聞いても合点いかないかもしれないですが、京都の名物、八つ橋に使われているあのパウダーがニッキです。ニッキは日本語です。

  • ベイリーブス
  • 別名ローリエ、月桂樹と呼ばれています。
    余談ですが、花王株式会社が生理用品の”ロリエ”を販売しています。あれは、月桂樹→月経を文字ってるらしですよ。スパイスとは全然関係ありませんけどね(笑)

    と、各国で呼び名が違うスパイス。また、店頭によっても表記が異なります。そんなことを知らない過去の私はパクチーを最寄りのスーパーで見つけることができず。。ないと思っていたら、数日後「香菜」の存在に気が付きました。



    知って欲しいこと!スパイス全てが辛いわけではないという事

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    知って欲しいこと!スパイス全てが辛いわけではないという事

    日本には、そもそもスパイスというモノや概念がありませんでした。今でこそ浸透してきていますが、少し間違ったように認識されているように思います。そう感じたのは、自分自身、諸外国の歴史を知ったり、使い方を知ったからです。
    東南アジアでスパイスが普及したのは、多くのスパイスの原産地だからということがあるでしょう。ヨーロッパで広く普及したのは、歴史的な背景などがあります。東南アジアやヨーロッパは、土地が広く、その昔は新鮮な食材が手に入りませんでした。そのため、

  • 食材の防腐剤
  • 臭み消し
  • のような用途でスパイスを大量に消費していたのです。
    一方の日本はというと、土地が狭く新鮮な海山の幸を入手できやすい環境にあるので、防腐などの必要がありませんし、日本の食事は魚介や野菜が中心で、その味を活かすものが多いので、食材の味を損ねない程度の隠し味や薬味で使われる、いわば添え物のような使われ方です。

    スパイスに相当するものが、昔の日本では「薬味」。この薬味には、

  • わさび
  • 山椒
  • 生姜
  • ネギ
  • など、辛いものが多いです。
    このため、日本ではスパイスは辛いものと認識されてしまっています。
    これまでに紹介したスパイスの中にも、甘い酸っぱい苦いなど、辛い以外のスパイスがたくさんあります。

    実は、世界で使われているスパイスのうち、辛味のあるスパイスは1割もないそうですよ。。
    スパイスを訳すと「香辛料」となりますが、その言葉にも捕らわれてしまってますよね。