トウガラシのペーストは世界で使われている

トウガラシのペーストは世界で使われている

ペースト(ソース)とは、

流動性と高い粘性のある物質。

食材としては、

英語: paste は ラテン語: pasta に由来し、これはもともと食材関連の言葉で、「練った生地」を指す言葉であった。
味噌や各種の醤、サンバルやチャツネ、ハリッサ、ワカモレなど一部のソース類、バター、ギーなど一部の油脂類、各種ジャムやスプレッド類、練りごまなど、調味料にはペーストの形をとるものが多い。また近年は、チョコレートペースト、アンチョビペースト、練りわさびや練りからしなど、多様なペースト食材がレディメイドの形で市販されるようになっている。こうしたもののほかに、魚のすり身など、調理の途上で一時的にペースト状になるものがある。wikipediaより

スープや出汁、ドレッシングなどとして使われ、いつもの食事に食欲や味の変化をもたらしますね。
ここでは、トウガラシを使ったペーストのご紹介です。

◆ 柚子胡椒(日本)


世界のスパイス
材料は、柚子、青唐辛子、塩など。
発祥は、大分県日田市とする説、福岡県の英彦山周辺とする説があるのですが、いずれも九州各地を発祥地とする説が多いですね。大分県日田市では、津江地域を中心に柚子の栽培が盛んなため、古くから家庭で柚子胡椒が作られていたと言われています。商品としたのは、1950年に福岡県田川郡の会社のよう。

◆ もみじおろし(日本)


世界のスパイス
材料は、大根、唐辛子など。
昔から「大根おろしに医者いらず」との格言があることをご存知でしたか?(私は知りませんでした笑)大根おろしは多くの理由から体に良い食品とされているため、このような格言がうまれたのですね。
期待できる効能としては、

  • 消化を助ける働きがある
  • 栄養素が豊富に含まれている(ビタミンCなど)
  • 口内炎や虫歯、歯肉炎など口の中の炎症に効く(大根おろし汁でうがいが効果的)
  • 殺菌作用あり(イソチオシアネート)
  • 魚の毒を消す
  • 薬味と言われるだけのことがありますね。

    ◆ コチュジャン(韓国)


    世界のスパイス
    材料は、砂糖(きび糖)、味噌、唐辛子、日本酒、酒、塩、酢など
    韓国では、唐辛子が17世紀より後に日本から伝来し、コチュジャンがうまれたようです。特徴は、発酵食品であることでしょうか。

    ◆ 豆板醤(中国)


    世界のスパイス
    材料は、ソラマメ、ダイズ、米、大豆油、ごま油、塩、唐辛子など。
    豆板醤は、200年以上前に中国四川省で最初に作られ、現在も一大産地。中華料理の四川料理で多く使われているのはこのためですね。
    特に省都成都市内では高級品として知られているそうですよ。

    ◆ サルサ(メキシコほか)


    世界のスパイス
    材料は、トマト、唐辛子、コリアンダーなど
    サルサはスペイン語で「ソース」を意味します。スペインやラテンアメリカで料理に使われる液状調味料の総称。サルサにも様々な種類があります。

  • サルサ・ロハ(赤いサルサ)
  •  メキシコ料理やアメリカ合衆国南西部の料理でよく使われるソース。

  • サルサ・ベルデ(緑のサルサ)
  •  オオブドウホオズキを使っている。

  • サルサ・クルダ(生のサルサ)
  •  トマト、タマネギ、唐辛子とコリアンダーを刻んで混ぜ合わせたサルサ。hyllum ruderale)が入る。

  • ピコ・デ・ガヨ
  •  刻んだモモ、ヒカマ、オレンジなどが入ることがある

  • サルサ・ブラバ(ワイルドなサルサ)
  •  カタルーニャ州のジャガイモ料理で使われる

  • サルサ・ランチェラ(牧場のサルサ)
  •  トマト、タマネギ、ニンニク、唐辛子(チレ・セラーノ)を軽く煮込んで作るサルサ。

    ◆ サンバル(インドネシア)


    世界のスパイス
    材料は、唐辛子、ニンニク、トマト、コリアンダー、塩、小エビの塩辛、酢など。
    インドネシア料理やマレー料理に用いられる辛味調味料で、サンバルソースともいわれている。チリソースの一種。辛いものから甘いものまで様々な味があり、南インドにサンバール(サンバルともいう)という料理があるのですが、それとはまったく別のものです。

    ◆ ホットソース(ラテンアメリカ)


    世界のスパイス
    材料は、唐辛子、酢、塩など。
    唐辛子を原料としたソース、調味料の総称で種類が様々あります。

  • チリソース
  •  トマトソースに唐辛子などを入れたソース、一般的ですね。

  • タバスコ
  •  ペッパーソースの代名詞で用いられている

  • デスソース
  •  ブレア社のホットソースのことなのですが、名前からか激辛ソースを指す呼称になっていることもあります

  • ザ・ソース
  •  過去に世界一辛いとされていたソース

  • ヴィシャス・ヴァイパー
  •  Cajohn Fiery Foodsの発売しているソース

  • チョルーラ・ホットソース
  •  メキシコで生産されているホットソースのブランド

    ◆ ハリッサ(北アフリカ)


    世界のスパイス
    材料は、唐辛子、ニンニク、クミン、キャラウェイ、コリアンダー、オリーブ油など
    唐辛子を元に作られる辛口の調味料。マグリブ地域圏やチュニジアで多く用いられている。アリッサ、アリサと呼んでいる地域もあります。

    いかがですか?お腹が減ってきましたね。。
    白いご飯、麺類、スナック菓子など、結構なんでもあいますよね。どれも食欲がそそられますし、ご飯何杯でも!?
    ただし、トウガラシの摂りすぎには注意ですよ!笑



    いくつ知ってる?世界のスパイス飲み物

    世界のスパイス飲み物

    料理だけでなく、世界では、飲み物にもスパイスを使われています。食事だと、料理の手間などを考えると敷居が高いですが、飲み物は、もっと手軽に身近に楽しますね。

    地域 飲み物名 代表的なスパイス
    モロッコ モロッコティー(モロカンティー)
    ガウンパウダーと呼ばれる中国緑茶とミント、たっぷりの砂糖を入れたお茶
    ミント
    サウジアラビア ガーワ(アラビアンコーヒー)
    真鍮製のコーヒポットの口に割ったカルダモンを詰めて注いだコーヒ
    カルダモン
    アメリカ エッグノッグ
    牛乳と卵で作る飲み物
    ナツメッグ
    メキシコ カフェ・デ・オーヤ
    鍋で煮だして作るコーヒーで、砂糖がたっぷり入っている
    シナモン
    キューバ モヒート
    ベースのラム酒にミントとライムで風味づけ
    ミント
    インド チャイ
    スパイスを入れた紅茶
    シナモン、クローブ、カルダモンなど

    ※写真は、モロッコのモロッコティーです。
    世界のスパイス

    ※写真は、サウジアラビアのガーワです。
    世界のスパイス

    ※写真は、アメリカのエッグノッグです。
    世界のスパイス

    ※写真は、メキシコのカフェ・デ・オーヤです。
    世界のスパイス

    ※写真は、キューバのモヒートです。
    世界のスパイス

    そう言えば、このブログをはじめた頃、コリアンダー(パクチー)が入ったビールがあると外国の方に教えてもらいました。
    こう見ると、世界では、スパイスを使った飲み物がたくさんあって、日常的に飲まれているのですね。
    どれも美味しいそうで、レシピはいたって簡単そうなので(混ぜるだけ)、すぐ作れるとは思うのですが、味の正解が分からず。1度現地のローカルの味を楽しみたいぐらいです(^^♪ スパイス飲み物が味わえるお店知ってたら教えてください(日本国内で笑)



    いくつ知ってる?世界のスパイス料理

    世界のスパイス料理。

    「ヨーロッパ」&「ロシア」

    バジルやサフランを使った料理が多いように感じますが、なぜかお洒落に見えるのは気のせいでしょうか。

    地域 料理名 代表的なスパイス
    イタリア カプレーゼ
    トマト・バジル、チーズで作るサラダ
    バジル
    イタリア リゾット・アラ・ミラネーゼ(ミラノ風ドリア)
    サフランやパルメザンチーズを使った美しい黄金色のリゾット
    サフラン
    イタリア サルティンボッカ
    仔牛肉の薄切りに生ハム、セージをのせバターでソテーしたもの。
    セージ
    イタリア ジェノベーゼ
    バジルにパルメザンチーズ、にんにく、オリーブ油を加えてペーストにしたソース。パスタや肉、魚介類に多用
    バジル
    イタリア カルボナーラ
    ベーコンと卵を使ったパスタソース
    ブラックペッパー
    フランス ブイヤベース
    トマトやサフランで色、香をつけたスープ
    サフラン
    スペイン パエリア
    肉や魚介、野菜がたっぷり入った米料理
    サフラン
    ハンガリー ハンガリアングーラッシュ
    ハンガリー特有のパプリカをたくさん使ったスープ料理
    パプリカ
    ロシア ボルシチ
    牛肉と野菜を煮込んだ料理
    クローブ、ローレル

    ※写真はイタリアのサルティンボッカです。
    サルティンボッカはイタリア語で、「口に飛び込む」という意味だそうですよ。
    世界のスパイス

    ※写真は、ハンガリーのハンガリアングーラッシュです。
    世界のスパイス

    日本には、サイゼリヤというイタリア料理のファミレスがありますが、そこのミラノ風は安い。(お店全体的に安価ですが)サフランは、高級スパイスなので、絶対使ってないと思えてならない・・笑。

    スパイスの原産地の多くは東南アジアなのですが、植民地や戦争、伝承によって世界中で様々な料理に使われています。

    「アフリカ」

    先住民の食文化に、植民地時代に入ってきたヨーロッパや、イスラム圏の食文化が合わさったユニークな食事が特徴的です。

    地域 料理名 代表的なスパイス
    チュニジア、モロッコ クスクス
    小粒のパスタに肉や野菜を煮込んだスープ
    クミン、唐辛子

    世界のスパイス

    次は海を渡り「中近東」

    スパイスが豊富な南アフリカやインドの影響を受け、スパイス料理が多くあります。

    地域 料理名 代表的なスパイス
    レバノン タッブーレ
    大量のパセリを刻み、オリーブオイルとレモン汁であえてササラダ
    パセリ

    世界のスパイス

    地域 料理名 代表的なスパイス
    エジプトなどの中東 デュカ(ダッカ)
    スパイスにゴマ、ナッツをオリーブオイルにひたしたパン
    コリアンダー、クミン、ごま

    世界のスパイス

    次は大陸移動で「アジア」

    東南アジアはスパイスの重要な産地でもあるため、スパイスを使った独自の食文化が確立されいます。インドではアーユルヴェーダ、中国では漢方など、美味しいだけでなく体にも良い工夫がされているかもしれませんね。

    地域 料理名 代表的なスパイス
    中国 トンポーロウ(豚の角煮)
    豚の塊をスパイスで煮込んだ上海料理
    スターアニス、シナモン、クローブ
    タイ トムヤンクン
    辛味、酸味、爽やかな香りが特徴のスープ
    レモングラス、赤唐辛子、コリアンダー
    ベトナム バインセオ
    米粉の生地を薄く焼き、もやし、えび、豚肉などの具材を挟んだ料理
    ターメリック
    インド カレー
    言わずと知れた、スパイスを煮込んだスープ
    クミン、ターメリックなど

    ※ベトナム料理のバインセオです
    世界のスパイス料理

    太平洋を越えて「アメリカ」

    アジア、ヨーロッパと違い、独自のスパイス料理は少ない。中でもアメリカ大陸らしいのは、ハバネロのような辛味スパイスを使った料理ですね。

    地域 料理名 代表的なスパイス
    アメリカ チリコンカン
    スパイスと豆と肉を煮込んだ料理
    チリパウダー、オレガノ
    メキシコ ワカモーレ
    アボガドで作るディップ
    パクチー、唐辛子

    ※写真は、アメリカ料理のチリコンカン
    世界のスパイス料理

    見てるとお腹が減ってきますね(笑)
    登場してないエリアは、次の機会に(^^♪