スパイスが日本へ到来したのはいつ?

スパイスの歴史
※画像は引用です

スパイスが日本へ到来したのはいつ?

どうやら日本にスパイスらしきものが到来したのは8世紀の奈良時代のこと。
スパイスという言葉が普及したのは、近代の話でが、その昔はなんと言われていたのでしょうね。

  • 712年に編纂された「古事記には」、生姜、山椒、ニンニク
  • 734年に「東大寺正倉院文書」には、胡麻
  • 934年に「延喜式」にはニンニクの栽培方法
  • など、古い書物には、生姜、山椒、ニンニクのことが書かれています。
    そして724年~749年の聖武天皇時代には、

  • コショウ
  • クローブ
  • シナモン
  • これらのスパイスが既に日本に上陸していたということが分かっています。なぜそんなことが分かるのか?という話ですが、世界遺産にもなっている東大寺の正倉院の御物の中に、これらが納められており、どのスパイスも薬として日本に到来したのです。

    スパイスの歴史
    ※画像は引用です

    この頃の伝承、伝搬は本来の使い方ではないのかもしれませんね。
    その後、中国との交易、中世のヨーロッパ人の来航、東南アジアへの渡航、船貿易が盛んとなり、上記以外のスパイスも日本に入ってくるわけです。まだまだこの頃も「薬味」という言葉は出てきません。唐辛子が日本に上陸し、その薬効が明らかになると、またたくまに普及します。

  • 江戸時代初期、徳五衛門が現在の東日本橋(東京)にて、七味唐辛子を売り出し
  • 江戸時代後期に薬味という言葉が全国に広がります
  • 薬味の由来は、唐辛子なんですね。自分としては、シナモンやクローブでないところが悔しいところです(唐辛子の原産国はアメリカ)。しかし、七味唐辛子の原点は、中国の漢方薬の配合がヒントになっていると言われています。

    タイトルの「スパイスが日本へ到来したのはいつ?」の回答としては、「スパイスという言葉は近代のこと。スパイスそのものは、奈良時代に到来した」ですね。スパイスという言葉と同時期にカレーが登場します。カレーの話はまた今度(^^♪