なぜ暑い時に辛いものを食べたくなるのか

知っ得スパイス情報

なぜ暑い時に辛いものを食べたくなるのか

その答えは、汗をかくことと関係しています。
暑いと汗をかきますが、発汗することで、体内の温度を調整しています。温度調整の代償が、体内の熱や塩分の放出でしょうか。汗をかくと、放出したそれらを補おうとして、体が欲っするというわけです。熱は食べること(食物を体内に取り込むこと)でも補えますし、辛いものを摂って一時的に温度を上げることもできます。塩分はしょっぱい食べ物を取り込むことで補えますね。

さて、辛いものを連想すると・・・チゲ鍋?たこわさ?なんでしょうね。
辛いと一言で言っても味が異なります。刺激的、ツンとした、ビリビリした、痺れるなど。辛さを出すための食材も様々ですし、国や地域によっても多種多様。みなさんは、どの辛さがお好き?

  • わさび
  • 日本のスパイスの代表ともいえるのがわさび。お寿司やお蕎麦など日本食になくてはならないスパイスですね。わさびは、すりおろすことで辛くなります。それは、すりおろすとアリルイソチオシアネートという辛味成分の細胞組織が壊れ拡散されるからだそうです。

  • 山椒
  • 山椒も日本食のスパイスの一つです。うなぎのかば焼きなどで使われていますが、辛味成分は実の部分です。辛味の成分は、サンショオールやサンショアミドだそうです。料理にあるのとないのとでは食の進みが違ってきます。

  • 花椒
  • 山椒の親戚のようなスパイス。中華料理に多用されますが、昨今日本でも花椒人気に火がついてか、モスバーガが、ラー油、ラーメンなどでもよく見かけるようになりましたね。痺れるうまさが、辛い分類にもなります。

  • 唐辛子
  • ◆ 七味
    その名の通り、7つの薬味やスパイスを調合したもの。調合するところによりますが、山椒、麻の実、黒胡麻の3っつは大方共通みたいで、他には生姜やけしの実などが含まれています。

    ◆ 一味
    一味は、唐辛子のみです。唐辛子には割とお馴染みになってきたカプサイシンが辛さの成分です。この成分は、アドレナリンの分泌を活発にし、発汗作用を促します。また食欲促進の効果があるため、夏バテ予防にも効果ありです。

  • からし/マスタード
  • 日本で多く使われているのは、黄色いチューブに入ったからしでは。あれは、イエローマスタードの種子や粉末に、水やお酢、糖類などを加えて練っています。私は、ずっとイエローマスタードで慣れ親しんできたので、南インド料理に粒マスタード(茶色)が入っていると知ったときに、同じマスタードだということがしばらく結び付かなかったです。

  • 黒胡椒
  • 日本では粒の実の状態を使うがあまりないのですが、実の部分にピペリンという辛味成分が含まれています。胡椒は古代からインドで使われていたようです。辛味成分のピペリンには、抗菌・防腐・防虫作用があり、その昔は保存のために使われていたとか。

温度調節してるとはいえ、ただ辛いものを摂取すればよいというものでもないので、適切な分量を摂って暑い季節を乗り切りましょう。