今日のスパイス「スターアニス」の効能は

スターアニス

スパイス辞典

原産地は、中国。使用する部分は、果実です。見た目がとっても可愛く、星の形をしているのでスターという名称でしょうかね。日本ではほぼ馴染みがありませんが、中華料理では、調味料の1部として使われているようです。

◆ 味
辛味
※私には、苦味を感じました

◆ 効能
健胃作用、制吐作用、殺菌・抗菌作用、鎮痛作用、駆風作用

◆ VPK分析
(↓)ヴァータ、カパ (↑)ピッタ
※VPK分析は、アーユルヴェーダ理論になります。詳しくはコチラをご覧ください。

◆ 含有成分
アネトール、メチルシャビコール、α-ピネン、リモネン、フェランドレン、リナロール、シネオール、サフロール、アニスアルデヒド、ボルネオール、アニスケトン

◆ 料理
肉料理、魚介料理、煮込み料理など

◆ オイシイ話
薬としても用いられているスパイス、見た目によらず良い仕事します。
このスパイスがこんなに万能であることなど実は最近まで知りませんでした。
名前や形は知っていてたのですが、形が可愛いな~。と思っていたぐらいで、実際の使い方が分からず。スパイス屋(国内の)で見かけはしても、買うまでには至らず。いくら形が可愛いとは言え、オブジェ用ってちょっと違うやろと、一人突っ込みいれつつ、買わないまま、数か月経っていました。(スパイス伝承の身としては失格!!)

とある私の行きつけの南インド料理屋で、大好物のバターチキンカレーについて、そのお店のスタッフさんに尋ねてみたところ、なんとそのバターチキンカレーにはスターアニスが入っていると言うではないですか!!
きゃほーい。買う理由ができた!と気をよくし、南インドでいっぱい仕入れました(笑)これだけ使うのもたぶん相当な量のカレーが作れるな(笑)

カレーにスターアニスを使ったところ、、、
そんなに薬っぽい味はしませんでしたし、カレー以外の使い道も実は色々あることが分かりました。





VPK気質の適食材

今日は、VPK気質の適食材のお話しです。

あなたはどの気質?で、ご自身の気質を把握した前提で話を進めますね。
※VPKは、ヴァータ、ピッタ、カッパのことです。

アーユルヴェーダ

気質、体質により、体内でうまく消化され栄養の源になるものが異なります。自分の気質に合う食材を知ることで、献立を考えるときのきっかけに。

食材 ヴァー タ ピッタ カパ
穀類 お米、コーン   大麦、粟 コーン、麦芽
果物 りんご メロン  バナナ
オレンジ いちぢく
野菜  人参 ブロッコリー さつまいも
かぶ かぼちゃ きゅうり
なすび レタス トマト
スパイス シナモン クミン クミン
黒胡椒 クローブ 生姜
カルダモン フェネグリーク マスタード
 クローブ  塩    

まず、ピッタ気質はスパイスは控えた方が良いみたいです。チリなどの辛味成分が強いスパイスは要注意です。
そして、ここが最重要ですが(笑)どの気質も共通して注意が必要なのが、

サラダは良くない

ということです(アーユルヴェーダ的に)。
仮に新鮮だったとしても、生野菜は体を冷やし、体への栄養となりにくいという理由が主です。コンビニやスーパなどでもサラダは気軽に手に入り、また調理が要らない割りに、なんとなく体に良いことをしているような気になっていましたが、この話を聞いてビックリです。困ったときのサラダ、、が体には何の助けにもなっていなかったというのですから(笑)野菜は基本、火を通してから体内へ摂るのが、最も効果的に成分の栄養を吸収できます。

この時期、特に食べたくなる、あれ、そう冷やしトマトは、NGみたいです!!どひゃあぁ。。好きなのに美味しいのに・・と思わずドクターに聞きました。

  • 私:「日本には、居酒屋のメニューの定番だったり、冷やしトマトは手軽に栄養が摂れるんだと信じてやまないんだ」

  • ドクター:「そうみたいですね、暑いときには特に喉越しヒンヤリで美味しいは分かるのですが、体内には栄養になってないですよ~笑」

とのこと。
暑さが少し和らいだら、少しづつ温野菜も取り入れてみては。






今日のスパイス「ターメリック」の効能は

ターメリック

スパイス辞典

原産地は、熱帯アジアやインドシナ半島。使用する部分は、根茎です。
日本では、ウコンの名前で知られていますが、同じものですのでお間違いないように。
ウコンの力という栄養ドリンクは、ハウス食品のグループ会社にて製品化されていますが、ハウス食品は、カレーのルーでお馴染み。早くからスパイスに目をつけていたようです。。

◆ 味
辛味、苦味

◆ 効能
外傷止血作用、肝臓障害の治療、防虫作用、利尿作用、防カビ作用、抗酸化作用、鎮痙作用、利胆作用
※鎮痙(ちんけい)作用とは、内臓平滑筋の異常な収縮・痙攣(けいれん)をゆるめること
※利胆作用とは、胆汁の分泌または排泄(はいせつ)を促進すること

◆ VPK分析
(↓)ヴァータ、カパ (-)ピッタ
※VPK分析は、アーユルヴェーダ理論になります。詳しくはコチラをご覧ください。

◆ 含有成分
ターメロン、ジンギベレン、フェランドレン、シネオール、カンフェン、ボルネオール、セスキテルペン、クルクミン、オイゲノール、テルピネン

◆ 料理
カレー、漬物、ブイヤベースなど

◆ オイシイ話
カレーのルーには絶対入っています(黄色の色がそれです)が、なんと、沢庵の黄色もターメリックだとか(一部除く)。単に黄色を演出するだけの着色的なスパイス?
いいえ。。。
ターメリックにはとって体に良い成分がたくさん含まれ、肝臓病の予防に最適です(特に、のんべぇさんには必需品では)。それだけではなく、お肌のトラブルも助けます。
ココナッツオイルとターメリックパウダーを混ぜたパックは、クレオパトラも愛用していたという。本当のところは分かりませんが(笑)。








3つのデトックス

今日は、3つのデトックスのお話です。

アーユルヴェーダでは、体内に不要な物を日々外に出していかないと、蓄積されて不健康や病気の元になると言われています。
これは、アーユルヴェーダだけでなく、なんとなく、日本でも前からデトックスなんて言葉が流行してますね。

  • 排尿

  • 排便(※排便については、もう少し詳しくこちらで書いています)

の3つです。
これら、大事なことは分かるのですが、数日滞るだけでは、「ま、大丈夫」なんて、ほったらかしにしていませんか。蓄積されて、痛みなどの症状が出てからでは、遅い場合もありますし。なんせ、治療で何日も無駄にしてしまうのです。それにつらい。だったら、そうなる前から、日常で予防していきたいですよね。

増加すると起きること 減少すると起きること 助けるスパイス
排尿 残尿感となる 尿の排出の減少 黒胡椒
膀胱を刺すような痛み 尿の変色
血尿、痛みを伴う
排便 腹部の膨張 腸にガスが溜まる クミン
腹部の痛み 上腹部と横膜に激しい痛みを伴う フェネグリーク
腹部の重苦さ 生姜
過度の発汗 体毛の減少 黒胡椒
不快な体の臭い 肌のひび割れ
肌のかゆみ

この3つ、増えすぎても減りすぎてもダメです。
例えば、汗。汗をかくことは良いことですが、過度に発汗しすぎると体内の水分が減り乾燥状態になります。
特に夏場は、脱水症状を起こす危険が増します。何事も適度に!

まずは、この3つを健康管理の指標にしても良いかもしれません。






南インド修行中の食事

今日は、南インドでの食事のお話です。

南インドでの食事ですが、私は、修行の身なので、野菜や豆類のみ。
(※ここでの修行は、学生生活を表しています笑)

私が滞在した場所は、治療施設(クリニック)と学校(アカデミー)と寮、ホテル(宿泊施設)が一体となった場所です。ドクターは24時間常駐、学校は月~土、朝と晩はヨガやメディテーション、食事は3食つきのアーユルヴェーダの施設。

インド

ここで出る食事には、お肉、魚、ジャンクなしです。
こんな食事が3食。

インド

インド

南インド料理はミールスとも呼ばれ、このように1品料理のようなかたちで5~6品出てきます。
ラッサムやアビエル、カレーなど、レシピも食事療法で学びました。
お肉や魚が、(時々マクドナルドのポテト)大好きな私には、本当に修行になってしまうのではないか、なんて思いはしたが。とんでもない。味はしっかりついていてスパイシー、どれもこれもスパイスたっぷりの食事。お通じが快調です(笑)
逆に、日本に戻って、お腹の調子が馴れなくて、南インド料理でなんとか回復してってるぐらい。

ここは、治療して元の暮らしに戻っていく人、勉強して色々な形で知識を伝承していく人、そんな明るく前向きな人が集まる場所、、なので天国から一番遠い場所ですね^^

日本にも、こんな一体型の施設あると良いなと思うが、老人ホームに近くなってしまうのかな(なんか違う・・)。





人参スープの作り方

人参スープ

スパイスごはん

写真では黄色く見えますが、人参色(オレンジ)です。

◆ 材料

  • 人参
  • 黒コショウ
  • コリアンダーリーフ(パクチー)
  • ギー
  • ◆ 準備

    1. 人参は角切りにして下茹でする

    ◆ 手順

    1. 人参をミキサーでペースト状にする
    2. 1の人参をギー(バター)で炒める
    3. 黒胡椒を加えて炒める
    4. コリアンダーリーフを加えて炒める
    5. 水を加えて煮る

    ◆ オイシイ話

    キャロットスープと書いても違和感なかったのですが、あえてとても分かりやすく(笑)
    視力回復や食欲増進の手助けをする人参スープ、人参のホロ苦さが苦手なあなたも、スパイスで少しは緩和されるので飲めるかもしれませんよ。この料理は、スパイスの効能よりは、人参の効能をたくさん吸収できますね。






    味にも気質があるのです





    アーユルヴェーダ



    今日は、味の気質のお話です。

    あなた自身の気質(ヴァータ、ピッタ、カパ)が前回でわかったとことろで、今日は味の気質の説明です。これが分かると、自分が摂ると良い味、必要な味というのが分かります。

    味覚には6つありますね。
    それぞれについては、過去の記事で説明している通りです。

    アーユルヴェーダ

    これらの味覚に対しての気質を見ていきましょう。

    • 甘味:ピッタとカッパを下げます(↓P、↓K )
    • 酸味:ピッタとカパを上げます(↑P、↑K )
    • 塩味:特に規定なし
    • 辛味:ピッタとカパを上げます(↑P、↑K )
    • 苦味:ピッタとカパを上げます(↑P、↑K )
    • 渋味:ピッタとカパを下げます、ヴァータを上げます(↓P、↓K 、↑V)

    あなたが持つ気質と同じ気質のものは必要ありません。足りない気質や、同じ気質を下げるもの(ここでは味)が体には必要なものです。既に体内にある気質のものをさらに摂ると体内の不調や病気の元になるとされています。

    もしあなたが、
    ピッタ×カパ気質の場合は、甘味と渋味が良し、酸味と辛味と苦味が悪しとなります。
    ※悪いというのは、摂り続けることが体によくないということで適量は問題ありません

    味は、ピッタとカパに関することが多いので、ヴァータ気質の人は、どの味を摂取しても悪いことはなさそうですが、何事もバランス大事ですので(笑)

    いかがでしたか。
    今後の食生活が楽しくなってきますね(と思ってるのは私だけかな(笑))







    あなたはどの気質?

    今日は、あなたはどの気質?のお話です。

    2回続けて、アーユルヴェーダ理論の話をしましたが、今日の話を分かりやすく、また、正しく伝承するために説明したと言っても過言ではありません。

    アーユルヴェーダのドクターは、脈拍、眼球運動、血流など体の内部を見て判断するのですが、そうでない私たちは、それらでの判断ができません。しかし、大丈夫です。自分自身の体質は自分でよくわかると思うので、以下のような判断基準で、ご自身がどの気質なのかを診断してみては。

    アーユルヴェーダ

    選択肢が3つだなんて、そんな簡単に判断できるほどヒトの体は単純じゃない!と思いますよね(笑)
    その通り。北風と太陽の童話ではありませんが、この3つの気質全てが必要です。そしてバランスよく保たれている状態が健康状態(心身共に)とされています。また、気質の偏りが大きいほど、健康の乱れとなり、それが断続的に続くと、病気になってしまうというのがアーユルヴェーダの考えになります。

    3つ気質を細分化すると、7種類に分かれます。

    • 単独気質
      • ヴァータのみ
      • ピッタのみ
      • カパのみ
    • 混合気質
      • ヴァータ×ピッタ
      • ヴァータ×カパ
      • ピッタ×カパ
      • ヴァータ×ピッタ×カパ

    ※組み合わせは順不同です。どちらが強いかという話になります。

    巷に出ているアーユルヴェーダの本をみると、この体質チェック表が記載されているのですが、チェック項目がいっぱいあります。それを1つづつスコア化していくのですが、正直なところ、性格の判断は、迷います。特に自分のことになると変なバイアスがかってしまいます(笑)

    例えば、ヴァータは人間関係が希薄、カパはその逆なのですが、そんなのは、環境や世代、その時の気分や相手によって変わりますからね。なので、ここに明記した体質だけでも十分判断できる、と思います。

    みなさんはどの気質に該当しますか?
    これが分かると、今後、食材やスパイスの気質の話をしますが、ご自身にとっての体に良い/必要な食材、味、マインドなどが分かってくるかもしれませんよ^^

    ※気質の内容をもっと詳しく知りたい方、
    またはどの気質なのか判断に困っている方はお問い合わせ下さい。






    3つの気質

    今日は、3つの気質のお話です。

    先日、五感に対する、元素を説明しましたね。
    この元素を使って気質を3つに分けているのがアーユルヴェーダの考えです。

    • ヴァータ(VATA)
    • ピッタ(PITTA)
    • カパ(KAPHA)

    ■気質と5大元素論

    ヴァータ(VATA) ピッタ(PITTA) カパ(KAPHA)
    空と風 火と水 地と水

    ■気質と特徴

    ヴァータ(VATA) ピッタ(PITTA) カパ(KAPHA)
    機能 移動性 消化や代謝
    性質 乾燥している 油っぽい 油っぽい
    体内は冷たい 体内は熱い 体内は冷たい
    ざらざらしている 潤いがある ネバネバしている
    機敏である 体内が臭い ゆったりしている
    現れる体の部位 のど
    リンパ 関節
    鼻、 舌
    主に足周り 主に胃腸周り 主に胸周り

    ここでは、人体が中心になっていますが、アーユルヴェーダの世界では、生命があるもの全てにおいて言えるとしています。
    ですので、私たちに最も身近なものとして食材をあげると、食材にもまた、それぞれの気質があります。もちろんスパイスにも。例えば、ジャガイモは性質的に、3つの気質の中のヴァータに当てはまる気がしますね、トマトはピッタでしょうか。

    そして、同じ気質のもの同士を体内に取り込み続けると、病気になりやすい、と提唱しています。
    例えば、ヴァータ気質のヒトがさらにヴァータの食材を摂取すると、さらに乾燥して、骨や耳(現れる体の部位)になんらかの炎症が出やすくなり、それがやがて病気になるということですね。

    自分がどの気質なのか、食事がどの気質なのかが分かると、注意しやすくなるので、次回は、自分がどの気質か、各自で判断できるようにもう少し詳しく説明します、お楽しみに。





    5大元素論

    今日は、5大元素論のお話です。

    まず大前提として、アーユルヴェーダは、大きく2つに分類されています。

    • 健康のための養生法
      • 病気の予防と健康改善の方法を提唱、予防医学
    • 病気のための養生法
      • 健康な心と身体になるための病気の管理に関する助言、治療学

    ですので、治療もしますし、予防もします。
    ただ、areUspicyが発信している内容は、日々の食事にスパイスを加えて健康を維持しようとしているので、予防医学の観点です。

    さて、アーユルヴェーダの最も基礎の考えとなる5大元素論
    5というのは、脳で認知できる要素すなわち、五感のことです。

    • 嗅覚:鼻、においを認識すること
    • 味覚:口、舌、味を認識すること
    • 色覚:目、色を認識すること
    • 触覚:皮膚、温度、肌触り、痒み、痛みを認識すること
    • 聴覚:耳、音を認識すること

    を表しています。

    この5つの要素を抽象的な概念で表しているのが5大元素論です。
    自分にはピンこない元素もあるのですが、なにせこの概念は5千年以上前から伝承されていますのでね。
    しかし、この後アーユルヴェーダを深堀していくにはとっても大事な概念になります。

    • 地 earth
    • 水 water
    • 火 fire
    • 空気/風 wind
    • 空 space
    5感 元素 認知できる属性
    嗅覚 地 / earth 堅さ
    味覚 水 / water 流動性
    色覚 火 / fire
    触覚 空気、風 / wind 移動性
    聴覚 空 / space 抵抗力の不足

    味覚は、まず舌で認知しますが、舌は健康な状態であれば湿っています(水分を含んでいます)。そうでないと、味というものを理解することができません。
    触覚は、皮膚や毛穴などで認知しますが、風がないと認知できません。
    聴覚は、耳で認知しますが、耳の中は空洞です。隙間がないと、音を認知することができない。
    そういう見解があって、先人はこのように要素を分けたようです。

    5千年以上前、日本人が生息するずっとずーっと昔から、このように理論づけられていたのですから、ヒトも意外と元々は単純な仕組みなのかもしれませんよね。